股関節グループ
股関節唇損傷、股関節インピンジメント症候群
股関節唇損傷、股関節インピンジメント症候群
寛骨臼の縁の部分には関節唇(かんせつしん)というゴムパッキンのようなものが付着していて股関節の安定性の一部を担ってくれています。
この関節唇が傷むと股関節を深く曲げた際に痛みを自覚するようになります。
また、寛骨臼前縁と大腿骨頭の前方部分が衝突する(インピンジメント)してもやはり股関節を深く曲げた際やあぐらをかく際に痛みを自覚することがあります。
これらに対する治療として近年、関節鏡を用いた手術が数多く行われるようになってきました。当院でも股関節鏡を用いて関節唇縫合術や部分切除術、骨軟骨形成術 (骨が出っ張った部分を削る)を行っています。ただし、寛骨臼形成不全や、すでに軟骨が痛み始めている方に対して行った場合の術後の経過不良例の報告がなされており、適応を絞って行っています。
そもそも手術を行わず保存的治療を指導するのみで痛みが治まる方もおられます。また、関節唇損傷として受診される方の中には実は関節外の筋肉が傷んでいるために痛みを感じている方もおられます。
MRIやエコーを用いた注射を行い適切な診断、治療を行います。
股関節グループ
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寛骨臼形成不全
股関節は寛骨臼 (骨盤側の受け皿)に大腿骨頭がはまる形で形成される球関節です。
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変形性股関節症
前述の寛骨臼形成不全や外傷、その他の原因で股関節の軟骨がすり減ってしまった方に対して人工股関節全置換術 (Total Hip Arthroplasty: THA)を行っています。
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特発性大腿骨頭壊死症
大腿骨頭が壊死する病気に大腿骨頭壊死というものがあります。
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大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折
大腿骨頭壊死症と間違われやすい疾患に、大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折があります。
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股関節唇損傷、股関節インピンジメント症候群
寛骨臼の縁の部分には関節唇(かんせつしん)というゴムパッキンのようなものが付着していて股関節の安定性の一部を担ってくれています。
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大腿骨近位部骨折
4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎えました。骨密度は20歳をピークに減少するといわれ、女性は閉経後に特に骨密度が減少します。
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骨盤骨折
当院は福岡市の3次救急を担う救命救急センターを有していますので交通外傷などで搬送された方の中には骨盤を骨折されている方がおられます。