手外科グループ

舟状骨骨折・偽関節

舟状骨骨折・偽関節


スポーツや交通事故で転倒して手をついたときに起こりやすい、手の甲の骨の骨折です。もともと血行が悪い骨で、また捻挫と思って放置されることも多く、骨がつかずに関節のように動いて手首の親指側の痛みが続く偽関節になることもあります。通常はギプス固定で治療しますが固定が長期に及ぶため、最近では特殊ネジを使って治療期間を短縮させることが可能になりました。また数回の手術を行っても骨折が治らない時は、最終的に手首の働きを大きく損なう手術が必要になる場合がありますが、当院では条件があう患者さんには、舟状骨の一部分を取り除いて症状を早く軽減させる特殊な手術も行っております。

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