肩関節グループ

肩のスポーツ障害

肩のスポーツ障害

スポーツによって生じる肩の障害には、多くの疾患が含まれます。
代表的なものに、関節唇損傷、腱板不全断裂、インピンジメント症候群、ベネット症候群、末梢神経麻痺などがあります。
多くは、スポーツを行うときだけの症状で、日常生活では問題はありません。
一般に患者さんは、可動域や筋力は正常で、レントゲン写真にも異常がありません。このため、病院を受診したのに、異常なしといわれる場合もあるようです。
診察室だけでは診断が不可能な場合は、実際に投球してもらって、フォームを分析したり、ブロック注射をしたりしながら運動負荷をかけて診断を進めていきます。
大部分は、リハビリテーションでスポーツ復帰が可能ですが、効果不十分で復帰不能な場合は、内視鏡手術でピンポイント修復を行います。手術創が小さく、正常な筋肉に損傷を与えないため、術後の痛みは少なく、筋力低下はおきません。

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