手外科グループ

母指CM関節症

母指CM関節症

物をつまむ・ふたを開ける時などに親指の付け根に痛みを感じ、進行してくると関節がずれて外からも変形がわかるようになります。使いすぎ・老化・けがなどで親指の付け根の関節が変形して起こる病気で、通常は年輩の女性に多くみられます。固定・注射など外来治療が有効な場合も多く、お困りの方は専門医を受診されて下さい。 外来治療でも症状が取れないときは手術が必要となることもあります。色々な手術法がありますが、当院では、親指を外に広げる腱の一部を利用した関節形成術(トンプソン法)を国内の他施設に先駆けて行っており、好成績を得ております。

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